2015年12月8日火曜日

40年前のプロレス観戦を思い出しt感じたこと

先月、新潟の実家へ帰って昔のものを整理していたら、1975年4月だったかに新潟市体育館であった新日本プロレス大会のチケットがありました。

生のアントニオ猪木を見たのは、これが初めてで、すごく感激したことを覚えています。

プロレス自体はその1年半くらい前に全日本プロレスに行っていて、ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田、サンダー杉山、アントンヘーシンク、ブルーノ・サンマルチノらを見ていますね。

メーンイベントは大木金太郎とストロング小林がタッグを組み、キラー・カールクラップとだれかと闘い、小林が血ダルマにされました。

でも、猪木の相手は覚えていないのです^^; ただ、家に帰って当時書いていた日記に、試合経過とか書いていました。

それが今の職業になっています。子供の頃に熱中したことこそ、自分の天職なのではないでしょうか。車に熱中した人なら自動車の会社、歌の好きな人なら歌手とか。

その意味では、今の自分は最適な職業なのかな、と思います。

2015年11月18日水曜日

全日本大学レスリング選手権が終わりました


 全日本大学レスリング選手権が終わりました。協会ホームページに書いた筆者の「団体は山梨学院大が本命」という展望記事、とりあえず当たりました(無署名の記事ですけど、、、内部の人はだれが書いたか、ほとんど分かっていますので隠しません)。
 
 この展望記事、選手や監督、コーチにけっこう読まれているみたいで、カチンと来たりしてくるみたいです。今回は山梨学院大の小幡コーチから「来年から『すごい』って書かないでください。みんな緊張しちゃうんです」と困った顔で言われました(私は「このくらいのプレッシャーで勝てない選手なら、世界はおろか、全日本も取れないよ」と返しましたけど)。

日大は、自分たちへの期待が少ないことで、富山監督から「悔しくないのか!」とのゲキが飛んだらしいです。富山監督といえば、いつだったかのリーグ戦で、日大の展望記事はなく、前年日大より順位の低かった中大を「期待」として取り上げたところ、日大の選手が憤慨。それに対し、「その程度の評価なんだ! 悔しかったら、勝て!」と言ってくれたという話も伝わっています。富山監督のこうした男気、大好きです^^

今回は他にも、ホームページのY・M記者はかなりの反響を耳にしたみたいです。

Y・M記者といえば、東京国体で展望に名前が載っていない選手が優勝し、取材に行ったら、周囲がニヤニヤしながら「(展望に名前を載せないところなんだから)取材拒否した方がいいんじゃない?」と言ってきたそうで(顔見知りの選手達による冗談と分かるようなムードですよ。文章にすると殺伐と感じるかもしれませんが)、私のとばっちりを受けたこともあるのです。

 うれしいですね。読んでもらっているんですから。展望でカチンと来て奮起し、それで優勝したというケースもあるみたいです。思い出すのは21年前の全日本学生選手権、新日本プロレスへ行って不慮の事故で亡くなりましたが、専大の権瓶広光選手のことです。

 権瓶君は私と同じ新潟県出身。エスポアール時代にはけっこう成績を残していて、同郷の選手として面識があり、期待もしていました。しかし、2年、3年と進むうちに、ちょっと伸びなかったです。最初からプロレス志望の彼は、もうプロレス流の練習をやっている、といううわさも聞きました。

  1994年の全日本学生選手権は、私たちの郷土、新潟での開催でした。この大会の展望記事に、なんと権瓶君の名前は載っていないのです。奈良出身の吉田幸司選手の圧勝優勝を予想していたのだと思います。

  大会前に彼に会った時は、「こんにちは」とにっこりあいさつしてきました。展望に名前を載せていなかったことなどすっかり忘れ(覚えていず)、「相変わらず礼儀正しいヤツだ。来年からプロレスだね」と思っていました。

  ところが、彼は決勝で吉田選手を破り、見事に故郷に錦を飾ったのです。優勝直後から涙が止まりません。やっと話せるようになった時、ずばり言われました。「樋口さんの前だから、あえて言います。展望に名前が載っていなくて悔しかった。絶対に見返してやろうと思っていました」-。

   ここまでズバリ言われたことは、前にも後にも、この時だけです(いや、ロンドン・オリンピックのアジア予選で、長谷川恒平選手から前年の世界選手権の記事を引き合いに、「グレコローマンの選手は、あの記事を書いた記者(私のこと)を見返してやろうって、みんな思っていました」と言われました。ただ、“ジャパニーズ・スマイル”つきでしたけど)。権瓶選手、大会前に愛想よくあいさつしてきた時も、内心はこの気持ちでいっぱいだったのでしょうね。

  ひと通りの取材が終わったあと、「失礼な記事を書いて申し訳なかった」と謝りました。すると、「とんでもありません。おかげで優勝できました。ありがとうございました」と、深々と頭を下げられました。

  選手にとって、記事というのはモチベーションなんですね。私が最も尊敬する吹田市民教室の押立吉男代表(故人)が「活字のパワーは、指導者の言葉より強い時がある」として、私を支援してくれていました。手前みそじゃなく、これは当たっているのではないでしょうか。

  期待の記事を書かれれば、プレッシャーを感じながらもモチベーションは上がるでしょう。期待されずにカチンと来たなら、「見返してやる」という気持ちが奮起につながります。

 これからも選手と“勝負”していきます。選手は、試合前に口で闘うのではなく、結果を出してから、言ってきてください。待ってます!

2015年11月12日木曜日

“プラチナ・チケット”寝台特急「カシオペア」指定券ゲットへの道(5)完

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 6時45分頃に市ヶ谷へ。みどりの窓口の前にはだれもいずに一番をゲット。結局、7時50分までだれも来なかった。意外と穴場なのかもしれない。
午前6時45分の市ヶ谷駅。約1時間、だれも来なかった

 8時に窓口で「宝くじを申し込みます」と言って申し込み用紙を出す。女性スタッフは「かしこまりました」と笑顔で受け取り、「取れた時は電話します。電話がなかったら、取れなかったということになります」とのこと。「取れた時に電話があるのですね」と確認。渋谷は取れなかった時に電話があります。JRの正式なサービスではないので、駅ごとに対応が違うのです。

 そのあと、有楽町線で有楽町へ。8時15分頃到着。経験からして、2時間前に並ぶ人はまずいないし、2番でもOKの駅なので、立ち食いそば屋で朝食を取り、8時半にみどりの窓口へ。予想通り1番席。スタッフがイスを持ってきてくれ、「どうぞ」と勧める。2人か3人分だけど、イスを用意してくれるサービスはありがたい。有楽町のほか、どこかでやっているのかな?

 この日は9時45分までだれも並ばず、9時55分になって2人だけ。いつもは10時前に開く3番窓口は閉まったままでした。休日でもないのに、なぜかな。

有楽町駅。先頭の2、3人にイスを用意してくれる親切な駅です
そして10時の時報。調査申し込みの時にはない緊張感が走ります。10時ジャストに打ってくれました。でも、「満席ですね」との冷たい声。仕事仲間に“鉄ちゃん”がいますが(乗るより、写真撮影が好きな鉄道マニアですが)は、「売り出しているように見せかけているだけで、本当はJTBとか日本旅行とかが、高い金で全部買い占めいるんじゃないの?」と言っていました。

 ここまでジャスト打ちしてくれても取れないとなると、その通りではないか、と思ってしまいます。

 この段階で、まだ大塚、渋谷、市ヶ谷と可能性がありますが、縁起のいい有楽町で取れなかったので、「ダメだろう」と傷心の思い。尿意をもよおしたので、駅前にある10時オープンのビックカメラのトイレへ向かう。トイレの直前、着信あり。見てみると、局番からして渋谷からの電話。前回は10時40分くらいだったのに、こんなに早く来るとは思わなかった。

 ビルの中央部だったので、聞き取りづらかったので、出口の方へ移動すると、「JR渋谷駅ですが…」との声。取れなかったら電話する、という駅です。

「ダメということですね」
「はい。満席でした。申し訳ございません」
「いえいえ、お手数かけました」
「また、よろしくお願いします」。

 こんなやりとりが、毎日、渋谷駅だけでも何件もあるのでしょうね。

 がっくりの思いでトイレに戻ると、再び着信。しかし、電波状況が悪いようで、すぐに切れました。局番では、どこあたりか分かりません。「もしや…」。市ヶ谷駅で「取れた時は電話があるのですね」と確認したことを思い出しました。

 出口の方へ移動すると、同じ番号から再度の着信。期待を持って出て見ると、「JR市ヶ谷駅です。○○さんの携帯ですか?」との声。「そうです」と答えると、「先ほど承りましたカシオペアの予約ですが、お取りできました」-!!!!

 「え! 取れたのですか」と私。「はい。ただ、喫煙室を優先されていましたが、禁煙室になってしまったのですが…」「いえいえ、十分です」。もとより、禁煙室が希望なのです。

ゲットできたカシオペアの寝台券。11敗の末の勝利でした
「本日19時までに取りに来られないと、自動的にキャンセルになりますが」。せっかく取れたキップ、キャンセルなんてしませんよ。夕方行くことを伝えましたが、達成感のあまり、全身の力が抜けました。このあと、どんな行動をとったか記憶が落ちています。

 しばらくして、妻に「市ヶ谷から『取れた』と電話あり。夕方取りに行く。現物を見ないうちは信じられない」とメールする。これ、本心です。市ヶ谷へ行ったら、「何ですか、それ?」と言われるような不安に襲われていたのです。これ、ホントですよ!

 仕事が終わったあと、とりあえず大塚駅へ確認に向かう。ここは、取れても取れなくても、電話はありません。結果は取れなかったです。すぐに市ヶ谷へ向かい、カシオペアのキップをゲット。間違いなく12月4日の上野発でした。

 結局、この日までに12駅に申し込み、市ヶ谷のみで乗れたのでした。朝3時半前に起きて向かった大塚は、2度とも駄目でした。逆に、7時45分に行っても1番乗りだった市ヶ谷で、キップが取れたのです。正直なところ、市ヶ谷は前日まで眼中になかった駅でした。前夜、8時受付の駅を見つけ、「ここにしよう」と思ったのです。

 オークションで1000円で買った「都内JRチケット みどりの窓口情報(カシオペア等対策)」が役にたったのです。人生って、何がどうなるか分からないものですね。1000円を出し惜しんでいたら、市ヶ谷が8時に事前受付をしてくれることを知らなかったですし、問い合わせようとも思わない駅でした。

 というわけで、12月4日に上野を出る「カシオペア」の寝台券をゲットしました。大手の旅行代理店がすべて買い占めているわけではありませんでした。何分の一の確率か分かりませんが、間違いなく一般売りもしています。これから3月にかけて、競争が激化するであろう「カシオペア」の寝台券、頑張って取ってください。

 私は、もう乗らないでしょうけど、10時ジャスト打ちの闘いに挑戦したくなってきました。あのワクワクする気持ち、快感になってきましたから(笑)。

《完》

“プラチナ・チケット”寝台特急「カシオペア」指定券ゲットへの道(4)

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 さて、いよいよ11月4日、調査申し込みではなく、2度目の本番を迎えました。ここまでで、はっきりとは分からなかったことで、禁煙室と喫煙室、どちらが取れる確率が高いか、ということ。

2週間ぶりの午前3時半の大塚駅
常識的に考えれば、両方OKにしておけばいい、ですよね。でも、ある日、それで申し込んだ時、「どちらを優先されますか?」と聞かれました。ということは、例えば禁煙25室、喫煙25室あった場合、普通に考えればこの50室の争奪戦になりますが、そうではなく、希望室の争奪戦があり、それで駄目ならもうひとつの方の争奪戦に加わるような感じです。

 私の場合なら、まず禁煙25室の争奪戦があり、それで駄目なら喫煙での争奪戦に移るのでしょうか? それは前回の有楽町で、係の人が「満室でした。喫煙席も駄目でした」と言ってきたことで、感じました。あの時、おそらく一瞬、「喫煙室に空室あり」のサインが出ていたのではないでしょうか。それを見てプッシュしたけど、タッチの差で取られてしまったような感じです。

 健康ブームで禁煙室を頼む人が多いでしょうから、最初から喫煙室を申し込んだ方がいいのかな、と(私の推測が正しいかどうかは分かりませんよ)。私も妻も(もちろん7歳の子供も)タバコは吸わないので、喫煙室は気乗りがしませんが、取れるなら、それでもいいのです(消臭剤をたっぷり散布します)。

 そういえば、オークションに出ている切符は、喫煙室の方が多いです。転売目的の人は、喫煙室を狙っているように思えてきました。どうせ駄目なら、可能性が多い方へ、と思い、「喫煙優先のどちらでも可」を申し込んでみることにしました。

2度目の大塚駅も「1番」をゲット!
2度目の勝負前日の3日(祝)は家族サービスデー。家族3人で某公園ですごし、夕食をして帰宅。すぐ荷物を用意し、妻に「じゃあ、言ってくるね。無駄な努力に終わるかもしれないけど」と言って大塚のカプセルホテルへ向かう。

 妻は「私は、そこまでやらなくても、って思っているけど…。まあ、気の済むようにやって」と笑いながら送り出してくれました。家を出る前に、オークションで買った「都内JRチケット みどりの窓口情報(カシオペア等対策)」を見て、事前受付が7時に開始とあった五反田と、8時に開始とあった市ヶ谷が、今でも事前受付をやっているか、050-2016-○○○○の番号に問い合わせてみました。

 その結果、ともにその時間で事前受付をやっているとのこと。渋谷からなら巣鴨より五反田が近いので、ここがいいかな、と思う。

 さらに、7時から10時の間に、もう1駅、事前予約できればいいと思い、8時開始の市ヶ谷をターゲットにしたのです。8時開始は御徒町、秋葉原、市ヶ谷の3駅。秋葉原はすでに事前受付を中止しているという情報を得ていたので、御徒町か市ヶ谷。何となく市ヶ谷を選びました。

 大塚へ到着し、コンビニでビールなどを買ってカプセルホテルへ。12時前に就寝し、3時20分に起床。この日も一番席をゲット。前回から2週間経っていて、寒さがちょっと違う。これから冬にかけて、ゲットを目指す人は大変だ。カシオペアの最終列車の申し込みは2月20日頃。寒さの真っ最中だけど、絶対に徹夜が出ると思います。

 でも、この駅は「1番」でないと意味ありませんので、1番を取れなかったら、別の駅へ行ってください。

 4時すぎに初電に乗る人がボチボチ集まり、4時15分にシャッターが開く。前回と同じ。カウンターへ誘導されて申し込み、タクシー乗り場へ行って池袋へ。これも2週間前と同じ行動だ。初電に乗って4時50分頃、渋谷へ到着。前回と同じく一番乗りの人がいた。30代と見えた女性。私が到着すると、「同士ね」みたいな感じでにっこり笑顔。私も笑顔で返しました。

午前5時前の渋谷駅。若い女性が一番乗りだった
でも、窓口がオープンして、聞こえてきたその女性と係員の会話によると、カシオペアのスイートを申し込んでいました。内心、「無理だよ」と思いました。でも、バスケットボールのスーパースター、マイケル・ジョーダンの名言を思い出しました。「君には無理だよ、という言葉を相手にしてはいけない。みんな、自分の夢をあきらめてしまったので、君にもあきらめてほしいんだよ」-。他人の行動をとやかく言うのは(言っていないけど)やめましょう!

 前回は渋谷のあと、巣鴨へ行ったわけですが、同じ7時受付開始の五反田の方が早く到着できるので、五反田を目指しました。しかし、窓口にもう2人並んでいました。これでは意味ないと思い、すぐに巣鴨へ。6時15分頃に到着。ここは改札口を出なくとも、みどりの窓口に人が並んでいるかどうか分かります。改札口まで行って見たら、1人並んでいました。前回の反省から、「並んでも意味ない」と思い、7時受付の駅をあきらめて、8時受付の市ヶ谷へ向かうことにしました。

 そのままJRで行けば、五反田~市ヶ谷の料金で済むのですが、ちょっとでも早く行きたいと思い、池袋で降りて有楽町線を使う。割り高になってしまうが、直線距離になるので、10分は早く着ける。ちょっと滑っけいだね^^;

《(5)へ続く》

“プラチナ・チケット”寝台特急「カシオペア」指定券ゲットへの道(3)

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 10月22日に“調査申し込み”をして、ダメだったわけですが、11月22日は曲がりなりにも連休の最中。連休を外れたらどうなのかと思い、10月27日午前10時に、11月27日(金)の便をトライしてみることにしました。今度は、以前に「サンライズ出雲」を取ることができた縁起がいい有楽町。

 9時10分に行ったら、先着1人。そこで2人目に並びましたら、申請台で記入していた人が、慌てて3番目に並びました。2番目を獲得できると思い、安心していたのでしょう。でも、窓口が3つあるので、3番目でもOKです。ところが…、です。

寝台をつくった状況
9時53分ごろ、係員が「順番にどうぞ」と声をかけてくれ、空いている窓口に1番目の人と、2番目の私が行きました。もうひとつは、おばちゃまがいて、いろいろ面倒そうなことをやっています。何度も聞き返して確認したり、質問したり。

 そうこうするうちに、9時59分。おばちゃま、まだやりとりしています。3番目の人、イライラしています。結局、時間切れで10時へ突入。3番目の人は10時ジャスト打ちしてもらえませんでした。こんなこともあるものなんですね。

 で、私の結果は? 駄目でした。時報よりちょっと遅くに押したように見えました。でも、フライングよりはいいかな、と思って期待しましたが、「満室です」との答え。係員が直後に、「ん?」と言ってボタンを押していましたが、数秒後、「喫煙室も駄目でした」との回答でした。

 まあ、この日の列車は予約が取れてもオークション行きだから、取れなくてもいいのですが、「連休でなくても、これか」と傷心の思いで、有楽町駅を後にしました。

 続いて10月29日、11月29日(日)の上野発を取るため、再び新橋駅へ。9時20分に行くと、10時発売を求める人はなし。有楽町駅は「10時開始の方はこの列で」という場所があるのですが、新橋はないので普通の列に並び、先頭で待機します。

 そうとは知らない人が私の後ろに並ぶので、「どうぞ。私は10時発売のキップを待っています」と説明して先に行かせます。何人に声をかけたでしょうか。9時55分に誘導され、そして10時ジャスト打ち。でも、ダメでした。時報ぴったりに打ってくれたと思いましたが、ダメでした。通算7戦全敗です。

 最悪、ヤフーのオークションに頼ることになるのかな、と思い、そのサイトを見て研究してみると、カシオペアの上野発は、約3万5000円のキップが7、8万円、場合によっては10万円を越えて終了しています。金銭的にオークションでゲットするのは厳しいと認識。


オークションでゲットした「都内JRチケット みどりの
窓口情報」。結果として、最高に役立った
その中で、「都内JRチケット みどりの窓口情報(カシオペア等対策)」「カシオペア予約電話2番号を教えます」の2つの物件を発見。ともに1000円。情報は金で買う時代。だまされたと思ってもあきらめのつく金額。申し込んでみました。

 まず「都内JRチケット みどりの窓口情報(カシオペア等対策)」。山手線のみどりの窓口の開始時刻、事前受付をやっているかどうか、その受付開始時刻(改札口のオープン時間か、窓口のオープン時間か等)、自身の経験からして取りやすいかどうなどが書かれています。

 かなり挑戦して、その結果、得た情報みたいです。ここまで次々と旅行する人はいないでしょうから、転売して利ザヤを稼いでいるのかな、と思いました、ま、どうでもいいけど。結果として、ここで書かれている情報を得たことで、プラチナ・チケットを入手できたのですが…。

 もうひとつの「カシオペア予約電話2番号を教えます」は、オークションでの説明に「カシオペアは、10時ジャスト打ちで取れることは99%ありません。裏技を使ってください」旨の説明がありました。申し込んでみると、電話番号が2つ記載しているメールが来ました。説明に、「キャンセルのチケットを狙うには、ひまな時に何度もでも電話してください」と書いてあります。

 そんなところあるのかな、と思って電話してみると、JR西日本につながりました。JR西日本は、電話で空席があるかどうかのサービスをやっていたのです。試しに、「11月27日、上野発のカシオペア、キャンセル出ていないでしょうか?」と聞いてきました。

 調べてくれ、「満席です」との答え。「キャンセル待ちの電話は、ここでいいのですか?」と」聞くと、「キャンセル待ちという制度はありません。聞いていただければ、お調べします」との答え。そうか、これなら窓口に行かなくとも、調べてもらえるんだ。例えば、ある日の3時にキャンセルが出て、自分が3時1分に電話すれば、ゲットできるわけだ。

 ダメ元で何度も電話してみれば、運よくヒットする場合もある。12月4日分が取れなかったら、これでやってみようと思った。狙い目は、当日の夕方(網を張って運よく複数室取れた人が、1室を放棄する)、20日前(旅行代理店が埋まらなかった部屋を返上する)、数日前(キャンセル料が30%に上がる直前)とかが穴場だとか。

 こうした知識を得たうえで、11月1日に12月1日(火)の上野発を取ることを目指し、再び新橋へ。みどりの窓口へ行く前に遠目にのぞき込み、2日前のスタッフがいないかを確認。いてもいいんだけど、「この人、また来たの」と思われたくないという心理が働く。

 この日は日曜日ということもあり、10時までだれも来ませんでした。新橋はオフィス街ですからね。窓口では、「宝くじを買いにきました」と言って、カシオペアを記入した申込書を渡す。ホントに宝くじですよ。宝くじって、「当たる」と思って買う人、あまり(全く?)いないでしょ。カシオペアも、「取れる」と思って申し込まない方がいいです。これ、真面目なアドバイス!

 で、結果は…。駄目でした。ジャストに打ってくれたのですが…。8連敗!

《(4)へ続く》

“プラチナ・チケット”寝台特急「カシオペア」指定券ゲットへの道(2)

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 10月19日(月)、仕事を終えて午後9時すぎ、大塚のカプセルホテルへ。「サウナ&カプセル」ということで、新宿の「グリーンプラザ」みたいに、レストランやマッサージがあって、といったものを予想していたけど、単に休憩室があり、飲料の自動販売機があるだけ。近くのコンビニから買ってきたと思える弁当を食べている人もいる。


午前3時半の大塚駅
ま、ビール飲んで寝るだけだから、どうでもいいよ。せっかくだからサウナで汗を流し、ビールを飲んで11時に就寝。目覚ましは、枕元の時計を午前3時10分に、自分の携帯電話を3時15分にセット(スヌーズ付き)。

 きちんと起き、午前3時半に改札口のあるシャッターへ。徹夜の人がいればアウトだったけど、無事に一番乗りゲット。まだ「寒い」というほどではない。仕事仲間が貸してくれた長州力の本を読みながら(ちなみに、私はキラー・カーン派です ← 分かる人は、この意味、分かりますよね)、シャッターが開くのを待つ。

 近くには24時間営業の「富士そば」などが見える。人が来るから営業しているのでしょう。夜を徹して働いている人もいるんですね。4時すぎ、ぼちぼちと人が集まる。初電を待っているようで、キップ目当てらしき人はなし。4時15分、シャッターが開いて、係の人に申込書を渡すと、カウンターへ移動して対応してくれ、「1番」札をゲット。電話連絡はなく、自分で聞きに来てくれとのこと。

大塚駅からもらった「1番」の予約券
すぐにタクシー乗り場へ。大通りに面していないから、タクシーを拾えなかったらどうしようかと思ったが、1台が待機していて、池袋へ。値段は1000円。4時34分発に十分に間に合った。

 渋谷に4時50分頃に到着。ホームを急いでいる人がみんな場所取りのライバルに見えるが、みどりの窓口にたどりついたのは私一人。先着が一人いて、2番目だったけど、これでも10時ジャスト打ちはできる。渋谷駅は、「取れなかった時は電話します」とのこと。

午前4時50分の渋谷駅
その後、山手線で池袋方面へ引き返して巣鴨へ。ここも先着あり。窓口は2つあることを調べていたので、ここもOKと思った(後で考えたが、必ずしも2つの窓口で10時打ちをやっていなかったかもしれない)。大塚と同じく、確認に足を運ばないとならない。

 時間があくので、松屋で食事。すぐに山手線に乗り、席をゲットして山手線を1周半。睡眠不足を補ったのです。8時50に有楽町のみどりの窓口へ。一瞬、「まずい!」と思った。先着が2人いたのです。でも窓口は3つある。ひとつは休止していたけど、10時には開くと思い、3番目で待機。ここは先着2人にイスをサービスしているみたいだ。私は立ち続けました。時に、そんきょ(この言葉、分かるかな?)しましたが。

渋谷駅でもらった「2番」の予約券
9時50分すぎ、係員の誘導で窓口へ。閉まっていた窓口も開き、3番窓口の1番目で10時を待つ。

 時報と同時にボタンをプッシュ!!!! しかし、係員から出てきた言葉は「取れませんでした」。あのタイミングでやってもNGか! 厳しい。

 この段階で、あと3駅ある。どこかに引っかかっているだろうとの期待を持って、仕事開始までマックでコーヒー飲みながらパソコンたたく。10時40分、なじみのない着信。局番からして渋谷だろう。渋谷は「取れない時は電話」。がっくりして電話に出ると、その通り。「お手数かけました」と言って電話を切る。

 夕方、大塚と巣鴨へ出向いたが、ともに「満席でした」との答え。結局、4戦全敗でした。家には連絡しておいたけど、帰宅してあらためて作戦会議。キャンセル待ちを狙うとか(ただし、「キャンセル待ち」という制度はありません。何度も窓口に通い、ダメ元で探してもらうしかないのです)、オークションを頼るとかを考えました。

午前6時の巣鴨駅。そろそろ、人が多くなっていた
しかし、そんな不安定な要素では不安です。翌週は仕事の関係で旅行は不可能ですが、2週間後の日曜日、まだマイルで3席取れるフライトがあることが分かりました。ただし、夕方以降は1便だけ。マイルのフライトは、12月22日までなら変更できます。

 そこで、旅行日を12月4日(金)~6日(日)へ変更。連休ではないので、1日減りますが、それも仕方ないと思い、12月4日(金)上野発のカシオペアをあらためて狙うことにしました。ANAに電話してフライトを6日に変更。ホテルはまだキャンセル無料の時期なので、ネットで、キャンセルし、第2ラウンドへ挑むことにしました。

 11月20日の上野発に4戦全敗で、次の勝負は2週間後と決めましたが、カシオペアの予約状況を知るため、何度か試しトライしてみようと思いました。刑事ではないですが、現場百回です。まず、前回の予約は3連休の前日だから取れなかったのか、そうではなく、いつも取れないのかの確認。

 10月22日に、11月22日(日)の上野発を新橋駅(いつもの仕事場の近くですので交通費はかかりません)で10時打ちを申し込んでみる。9時半に行き、大勢並んでいたらやめようと思いましたが、2人いるだけ。窓口は4つあるので、そこに並び、ある窓口の一番の位置をゲット。

 必要事項を入力してくれたあと、時間があったので、「この駅は朝の事前受付をやっているのですか?」と聞いてみた。「7時からやっています。あそこがそうです」。確かに、来た時に開いていた窓口にカーテン(?)がかかっている。

 「そうですか。でも、一番じゃないと、10時打ちはやってもらえませんね」「そうですね。早い人は6時前から並んでいますよ」

 そうか、この駅も事前受付をやっているのか。でも、4つある窓口のうちの1つだけしか事前受付をしていないことを見て、2日前の巣鴨駅を思い出しました。窓口が2つあったので、両方とも事前受付の申し込みをたたいてくれるとばかり思ったけど、1つでしかやっていなかったかもしれない。そうなら、2番じゃダメだったわけだ。

 これも、現場を見たからこそ分かったこと。やはり現地に出向いて、状況を知ることが必要ですね。で、結果は10時ジャスト打ちにもかかわらず、「満席でした」-。

“プラチナ・チケット”寝台特急「カシオペア」指定券ゲットへの道(1)

上野~札幌を走る寝台特急「カシオペア」
来年3月の北海道新幹線開通によって姿を消す寝台特急「カシオペア」。遺伝子を受け継いで鉄道大好きに育った7歳の長男とともに、思い出として何としてでも乗りたくなりました。ネットでは「指定券ゲットは至難の業」との情報があふれ、厳しいことは知っています。

 実際に今年のゴールデンウイーク、出雲までの寝台特急「サンライズ出雲」を、10時ジャスト打ち(発売開始の10時ちょうどにコンピューターをたたいてもらう)してもらいましたが、「取れませんでした」との経験をしています。

 週3回の運行で、なくなることが決まっている「カシオペア」では、もっと厳しいことは予想できます。でも挑戦しました。“観測申し込み”(状況を探るため、別の日にトライする)を含めてのべ12駅目でゲットできました。きつかった~。

 これから3月の運行終了へ向け、争奪戦がさらに厳しくなるでしょう。参考までに、その一部始終を記してみたいと思います(注=すべて2015年10月現在のことです。状況は絶えず変化しています)。

 ライバルをつくることになるので、“秘技”を明かさないのが普通らしいですが、私はもう申し込むことはないので、手の内を隠す必要はありません。サンライズはまた申し込むかもしれませんが、頑張る人の参考になれば幸いです。

※   ※   ※   ※   ※   ※   ※

 カシオペアのチケット奪取に最初に挑んだのは、11月20日(金)の上野発の便。親子3人で往復JR、あるいは片道は飛行機というのは金銭的に厳しいので、片道は飛行機ですがANAのマイル利用です。(7500マイル×3=2万1500マイル使用)

全室A寝台の特級です
カシオペアに限らず、サンライズでも上り列車の方が取りやすいそうですが、学校の関係があるので、金曜日に上野を出発する便に限られてしまいます。9月23日に、11月23日(月=祝)の札幌~羽田のフライトを予約。

 連休でホテルも埋まり始めているので、21日(土)と22日(日)の定山渓のホテルも予約。もう、「カシオペア」を取るしかありません。

 プラチナ・チケットを取る原則は、みどりの窓口にいくつもの“網”を張ることです。これは事前受付という制度があるので、できることです。コンピューターで申し込みは10時からですが、窓口が開く時間に受け付けをし、10時になったら、その順番に打ってくれるのです。10時にその場にいなくとも、係の人が申し込みしてくれます。

 キップを2つ、3つと取れたら? まあ、取れないでしょうけど、キャンセル(その場で辞退すればキャンセル料なし。後日のキャンセルは330円。前日から発車間際までだと3割)、オークションに出せばいいでしょう。転売目的の購入は違法ですが、オークションに出すこと自体は違法ではないそうです。

 しかし最近、事前受付サービスの中止が相次いでいるそうです。もとより、JRの正式なサービスではなく、各駅の裁量にまかされているものだそうです。ネットで得た情報では、今年に入って上野、秋葉原と中止になったそうです。そこで、まずこの調査です。

 各駅に問い合わせようと、ネットで電話番号を探しても出てきません。そこで、番号案内の104にかけて聞いてみると、「お届けがありませんので、050-2016-○○○○にお願いします」とのこと。つまり一括管理なんですね。その電話で「○○駅は朝の事前受付やっていますか?」と聞けば、調べて回答してくれます。

寝台室の内部。ベッドを作る前です
でも、電話だけの情報では心もとなく、現場を見るに限ります。記者の世界でも、電話取材より現場取材が原則。「まだやっている」という情報のある駅に行ってみることにしました。まず、渋谷駅。ここははっきりと掲示されていました。

 「朝5時半から受け付け」
 「10時前にいったんすべての窓口を閉じ、10時になったら事前受付の申し込み分の申し込みを開始」
 「事前受付分がすべて終わったあと、窓口に並んでいた人順に申し込みを受け付けます」

 といった内容。つまり、事前受付を最優先してくれるわけです。窓口は確か4つ。5時半に一番乗りでなくても、4番目までなら10時ジャスト打ちの恩恵にあずかれます。

 続いて高田馬場。ここは「6月○日で事前受付は終了しました」との掲示。早朝から並んでも意味ありません。続いて大塚。掲示は何もなし。もう辞めたかな、と思って、みどりの窓口のフロアで客案内をしていたスタッフに聞いたら、「やっています」とのこと。

 「みどりの窓口は8時ですが、改札口の開く4時15分に受け付けます」

 4時15分! 「そんなに早くですか?」と聞くと、「北斗星の最後の時は徹夜がいました」と言う。ただし、窓口は1つのみ。すなわち、2番では何の意味もありません。

 続いて、その隣の巣鴨。ここは情報がなかったのですが、別の用事で乗り換える予定があったので、行ってみました。すると「やっています」とのこと。「最近、中止する駅が多いですよね」と聞くと、「ウチは、最低でも今年度いっぱいはやる予定です」とのこと。

 「朝7時のみどりの窓口オープンから受け付ける」

 窓口は2つありました。ここまでで、おおまかな予定が立ちました。まず大塚駅へ行き、朝4時15分に一番で申し込む。渋谷方面行きの初電は5時5分。これでは渋谷へ向かうのが遅すぎる。時刻表を調べると、池袋発の始電は4時34分発。タクシーで池袋へ向かえば、十分に間に合う。

 渋谷で5時半に申し込みしたあと、巣鴨へ行って7時オープンを待つ(渋谷で5人以上並んでいたら、すぐに巣鴨へUターン)。そのあと有楽町(ここは事前受付はなし)へ行って3番以内の場所をゲットし(窓口は3つ)、係員の10時ジャスト打ちを目の前で見守る。

 大塚の4時15分に一番乗りするには、家からスタートしては間に合わない。駅で徹夜する体力はない。ちょうど駅前にカプセルホテル(1泊3500円=楽天経由なら2980円)があるので、それを使うことにした。カプセルホテル使うのは、思い出してみると18年ぶりだ!

 以上の作戦をたて、決行日を迎えました。

《(2)へ続く》

2015年11月6日金曜日

いじめ自殺が、また起きてしまいましたね・・・

 名古屋市で、中学1年生がいじめを苦に自殺した事件が起きました。周囲は何かできなかったのか、と思いますが、できなかったから、こうなったのでしょう。

 間もなく8歳になる子を持つ親として、他人事ではありません。いじめられるような子にはしたくありませんが、そんな状況に気がつかなかったとしたら、一生の後悔となるでしょう。

 実は、私自身も、小学校6年生の時、集団いじめの輪に加わったことがあります。特殊学級から編入してきた女の子で、確かに行動がのろい子で、クラスのみんなから(女子からも)、仲間はずれにされていました。

 私自身は、いじめたいという気持ちはなかったです。ホント。でも、その子をかばったり、仲間はずれにする輪の中に入らないと、「あの子が好きなのか」とか言われかねないムードがあり、あるいは今度は自分が仲間はずれにされるという不安があり、けっこう傷つく言葉を投げかけました。辛かったと思います。

 後悔しています。大勢で1人をいじめるなんて、恥ずかしいことです。ぶん殴ってくれる先生、いてほしかったですね。

 でも、いじめは大人の世界にもあります。会社員時代に、私を目のかたきにしてくるような上司がいましたし、レスリング界で仕事をするようになってからも、長老たちにいじめられました。小学校の頃は引っ込み思案で気の弱かった私も、社会人になった頃はその反動で生意気だったから、ということもあるのでしょうが、、、。

 いじめに負けなかったのは、弱いながらも、レスリングで精神を鍛えたからだったような気がします。1人で闘うレスリングは、闘争心の育成にはいいスポーツだと思います。私みたいに生意気な社会人になってはよくないですが、いじめに負けない気持ちを持つには、いいスポーツなのではないでしょうか。

 レスリング界は、オリンピックで勝つことだけを考えるのではなく、いじめ撲滅の先頭を切るような活動もするべきだと思います。

 そしてキッズ・クラブの代表にもお願いしたい。いじめに加わるような選手は絶対につくるな、許すな、と。


 

2015年10月31日土曜日

オリンピック・ボランティアとは? 


インターネットサイト「Business Journal」で、「五輪ボランティアを炎天下で酷使、陰でJOCと電通は濡れ手で粟の大儲け」という記事を読んだ。

要約すれば、「オリンピックの運営は約400人の組織委員会の下、通訳や誘導など8万人のボランティアが実働部隊として働く」「ボランティアに指示をする組織委員会はエアコンの効いた部屋で快適に過ごし、さらに出向元の企業から月給どころかボーナスまで出る」という内容。

「最前線のブラックな現場は無給のボランティア、一方で、組織委員会で中心的な役割を果たす電通は広告費でのボロ儲けが始まっている」ということ。

なるほどな、と思った反面、記事には矛盾も感じた。ボランティアというのは、強制されるものではない。人間関係で仕方なしにやる場合もあるが、それとて、人間関係があるからであり、何の関係もない人から重労働を強制されるものではない。

嫌なら、やらなければいい。「仕事があるので、できません」が通じる世界。「酷使」という表現はおかしくはないか?

電通が金儲けしている、と書かれているけど、他人の金儲け、しかも合法的な金儲けを批判する姿勢には同意できない。

イチローやダルビッシュがいくら稼いでいるか、ソフトバンクの社長がいくらの給料をもらっているか…。うらやましいとは思うけど、自分とは別の世界の人間、自分は自分、好きに生きていく、と思えば、頭にはこない。

電通がいくら金儲けしても、いいんじゃない? その中で働いている人は働いている人なりに、嫌な思いもたくさんしているんだろうから。

2015年10月28日水曜日

USAレスリング協会メディア部会から報告書をいただきました

USAレスリング協会のメディア担当のボブ・コンドロン氏から世界選手権のメディアの報告書がメールされてきました。最終日、7000人の観客で埋まり、熱狂に包まれた会場を思い出しました。

コンドロンさんは国際オリンピック委員会(IOC)広報委員会のメンバーだった人です。

2012年いっぱいで退任し、故郷で悠々自適の生活をおくっていたところ、レスリングのオリンピック競技からの除外騒動。USAレスリング協会の知り合いに頼まれ、スイスにある国際レスリング連盟(FILA)の本部へ行き、約半年間滞在してFILAの広報体制を立て直した人です。

最初にFILAに行った時、その杜撰(ずさん)さにあきれたとか。やはり、レスリングは除外候補になるだけの未成熟の団体だったのです。

レスリングを守ったあと、FILAを離れて米国に戻りましたが、USAレスリング協会の広報担当の手伝いをしています。今回の世界選手権では、メディアにとっては、かつてのレスリングの世界戦選手権にはないほどすばらしい大会でした。

世界選手権の中には、応援に来た一般の人が選手の練習場に入れる大会もあったんです。ローカル大会か、と思いました。

日本のレスリング界は、観客動員にはあまり関心を持っていないのが現状です。強化、強化、、、ですから。

アマチュアである以上、強化が最優先されるのは当然です。でも、メディア対応をしっかりやり、観客動員につなげる努力にも金と力を注いでほしいです。

まあ、上(国)から降りてくる金は、現段階では「強化限定」であり、広報には使えません。現状では仕方ないのかもしれませんが、、、強化だけに力を入れるのは、高層ビルの上層階だけを強固にしよう、というものだと思います。

基礎となる部分、事務局の人件費や大会運営の経費などの充実がなければ、強固なビルは建たないのです。

新設されたスポーツ庁の力と馳文部科学大臣杯の力で、変えていってほしいと思います。もちろん、協会の努力も必要です。今回の世界選手権の総合入場料は、1億3000万円だそうです。出費がどのくらいかは分かりませんが、入場料収入が協会の財政基盤の確立の一助となる日が来ることを願ってやみません。

2015年10月24日土曜日

野球賭博について

野球賭博で巨人軍の3人の投手があげられました。

笠原、松本両投手は、当初の球団の調査に対して「かかわっていない」と言ったそうですが、調査委員会が提出された携帯電話を解析し、消去されたメールから足がつきました。

みっともないですね~。メールって、消去しても復元されることを知らなかったのかな? 最初から「やりました」と言うべきでした。

でも、携帯電話を解析するって、憲法21条の「通信の秘密は、これを侵してはならない」に抵触しないのでしょうか。確か、違法な手段で得た証拠は、裁判では証拠として採用されないはずです。

調査に同意して携帯電話を提出したのかもしれませんし、提出=調査に同意、なのかもしれないので、何とも言えませんが、そうでなければ、有能な弁護士によって、法的にはおとがめなしになるかもしれません。

でも、野球生命は断たれたでしょう。

ま、やった時は、隠すことはよくないです。その点、今の高校野球の精神は好きです。

昔は、野球部以外の人間が不祥事を起こしても、その高校に出場停止処分が下りました。今は、「不祥事があったら、すぐに報告しなさい」であり、すぐに報告すれば比較的軽い処分になります。

ひた隠しにした時に厳罰が下ります。

レスリング界は? 残念ながら、時に選手の悪事を聞きます。
「悪事のひた隠し」も。

清廉潔白な世界になってほしいし。それを求める組織になってほしい。


2015年10月22日木曜日

高田裕司・専務理事が、リオ・オリンピック日本選手団の総監督へ

日本レスリング協会の高田裕司・専務理事が、リオデジャネイロ・オリンピック日本選手団の総監督になることが決まりました。

http://www.japan-wrestling.jp/2015/10/22/80977/

レスリングからは、アトランタ大会以降、全大会で選手団の主要役職に役員か選手を輩出していることになります。

■レスリング界からの日本選手団・主要役職
大会役職氏  名
2016年リオデジャネイロ総監督高田裕司
2012年ロンドン旗 手吉田沙保里
2008年北  京団  長福田富昭
2004年アテネ総監督福田富昭
旗  手浜口京子
2000年シドニー副団長笹原正三
1996年アトランタ副団長笹原正三
1956年メルボルン旗  手笹原正三

1956年~96年まで40年もの間、レスリング界は日本選手団の主要ポストとは無縁でした。

金メダルを量産していたとはいえ、スポーツ界でのステータスは低かったんですね。
JOC(当時は日本体育協会)の中枢に入って、他競技の役員と渡り合えるだけの人材がいなかったのだと思います。

こうしてみると、やっとメジャーな存在になったのかな、と。

ところで、リオの主将、旗手はまだ決まっていません。主将は、4連覇のかかる2人以外には考えられないでしょう。吉田はもう旗手やっているので、もう一人かな?

本人は名誉、肩書、脚光、あまり興味ないみたいだから、やっぱり吉田かな?

2015年10月21日水曜日

ブログを始めました

身の回りのいろんなことを、文章にまとめることにしました。

スポーツ界のこと、鉄道のこと…。興味あったら、読んでください、

Iko