全日本大学レスリング選手権が終わりました。協会ホームページに書いた筆者の「団体は山梨学院大が本命」という展望記事、とりあえず当たりました(無署名の記事ですけど、、、内部の人はだれが書いたか、ほとんど分かっていますので隠しません)。
この展望記事、選手や監督、コーチにけっこう読まれているみたいで、カチンと来たりしてくるみたいです。今回は山梨学院大の小幡コーチから「来年から『すごい』って書かないでください。みんな緊張しちゃうんです」と困った顔で言われました(私は「このくらいのプレッシャーで勝てない選手なら、世界はおろか、全日本も取れないよ」と返しましたけど)。
日大は、自分たちへの期待が少ないことで、富山監督から「悔しくないのか!」とのゲキが飛んだらしいです。富山監督といえば、いつだったかのリーグ戦で、日大の展望記事はなく、前年日大より順位の低かった中大を「期待」として取り上げたところ、日大の選手が憤慨。それに対し、「その程度の評価なんだ! 悔しかったら、勝て!」と言ってくれたという話も伝わっています。富山監督のこうした男気、大好きです^^
今回は他にも、ホームページのY・M記者はかなりの反響を耳にしたみたいです。
Y・M記者といえば、東京国体で展望に名前が載っていない選手が優勝し、取材に行ったら、周囲がニヤニヤしながら「(展望に名前を載せないところなんだから)取材拒否した方がいいんじゃない?」と言ってきたそうで(顔見知りの選手達による冗談と分かるようなムードですよ。文章にすると殺伐と感じるかもしれませんが)、私のとばっちりを受けたこともあるのです。
うれしいですね。読んでもらっているんですから。展望でカチンと来て奮起し、それで優勝したというケースもあるみたいです。思い出すのは21年前の全日本学生選手権、新日本プロレスへ行って不慮の事故で亡くなりましたが、専大の権瓶広光選手のことです。
権瓶君は私と同じ新潟県出身。エスポアール時代にはけっこう成績を残していて、同郷の選手として面識があり、期待もしていました。しかし、2年、3年と進むうちに、ちょっと伸びなかったです。最初からプロレス志望の彼は、もうプロレス流の練習をやっている、といううわさも聞きました。
これからも選手と“勝負”していきます。選手は、試合前に口で闘うのではなく、結果を出してから、言ってきてください。待ってます!
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