2015年11月6日金曜日

いじめ自殺が、また起きてしまいましたね・・・

 名古屋市で、中学1年生がいじめを苦に自殺した事件が起きました。周囲は何かできなかったのか、と思いますが、できなかったから、こうなったのでしょう。

 間もなく8歳になる子を持つ親として、他人事ではありません。いじめられるような子にはしたくありませんが、そんな状況に気がつかなかったとしたら、一生の後悔となるでしょう。

 実は、私自身も、小学校6年生の時、集団いじめの輪に加わったことがあります。特殊学級から編入してきた女の子で、確かに行動がのろい子で、クラスのみんなから(女子からも)、仲間はずれにされていました。

 私自身は、いじめたいという気持ちはなかったです。ホント。でも、その子をかばったり、仲間はずれにする輪の中に入らないと、「あの子が好きなのか」とか言われかねないムードがあり、あるいは今度は自分が仲間はずれにされるという不安があり、けっこう傷つく言葉を投げかけました。辛かったと思います。

 後悔しています。大勢で1人をいじめるなんて、恥ずかしいことです。ぶん殴ってくれる先生、いてほしかったですね。

 でも、いじめは大人の世界にもあります。会社員時代に、私を目のかたきにしてくるような上司がいましたし、レスリング界で仕事をするようになってからも、長老たちにいじめられました。小学校の頃は引っ込み思案で気の弱かった私も、社会人になった頃はその反動で生意気だったから、ということもあるのでしょうが、、、。

 いじめに負けなかったのは、弱いながらも、レスリングで精神を鍛えたからだったような気がします。1人で闘うレスリングは、闘争心の育成にはいいスポーツだと思います。私みたいに生意気な社会人になってはよくないですが、いじめに負けない気持ちを持つには、いいスポーツなのではないでしょうか。

 レスリング界は、オリンピックで勝つことだけを考えるのではなく、いじめ撲滅の先頭を切るような活動もするべきだと思います。

 そしてキッズ・クラブの代表にもお願いしたい。いじめに加わるような選手は絶対につくるな、許すな、と。


 

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