6時45分頃に市ヶ谷へ。みどりの窓口の前にはだれもいずに一番をゲット。結局、7時50分までだれも来なかった。意外と穴場なのかもしれない。
午前6時45分の市ヶ谷駅。約1時間、だれも来なかった |
8時に窓口で「宝くじを申し込みます」と言って申し込み用紙を出す。女性スタッフは「かしこまりました」と笑顔で受け取り、「取れた時は電話します。電話がなかったら、取れなかったということになります」とのこと。「取れた時に電話があるのですね」と確認。渋谷は取れなかった時に電話があります。JRの正式なサービスではないので、駅ごとに対応が違うのです。
そのあと、有楽町線で有楽町へ。8時15分頃到着。経験からして、2時間前に並ぶ人はまずいないし、2番でもOKの駅なので、立ち食いそば屋で朝食を取り、8時半にみどりの窓口へ。予想通り1番席。スタッフがイスを持ってきてくれ、「どうぞ」と勧める。2人か3人分だけど、イスを用意してくれるサービスはありがたい。有楽町のほか、どこかでやっているのかな?
この日は9時45分までだれも並ばず、9時55分になって2人だけ。いつもは10時前に開く3番窓口は閉まったままでした。休日でもないのに、なぜかな。
有楽町駅。先頭の2、3人にイスを用意してくれる親切な駅です |
ここまでジャスト打ちしてくれても取れないとなると、その通りではないか、と思ってしまいます。
この段階で、まだ大塚、渋谷、市ヶ谷と可能性がありますが、縁起のいい有楽町で取れなかったので、「ダメだろう」と傷心の思い。尿意をもよおしたので、駅前にある10時オープンのビックカメラのトイレへ向かう。トイレの直前、着信あり。見てみると、局番からして渋谷からの電話。前回は10時40分くらいだったのに、こんなに早く来るとは思わなかった。
ビルの中央部だったので、聞き取りづらかったので、出口の方へ移動すると、「JR渋谷駅ですが…」との声。取れなかったら電話する、という駅です。
「ダメということですね」
「はい。満席でした。申し訳ございません」
「いえいえ、お手数かけました」
「また、よろしくお願いします」。
こんなやりとりが、毎日、渋谷駅だけでも何件もあるのでしょうね。
がっくりの思いでトイレに戻ると、再び着信。しかし、電波状況が悪いようで、すぐに切れました。局番では、どこあたりか分かりません。「もしや…」。市ヶ谷駅で「取れた時は電話があるのですね」と確認したことを思い出しました。
出口の方へ移動すると、同じ番号から再度の着信。期待を持って出て見ると、「JR市ヶ谷駅です。○○さんの携帯ですか?」との声。「そうです」と答えると、「先ほど承りましたカシオペアの予約ですが、お取りできました」-!!!!
「え! 取れたのですか」と私。「はい。ただ、喫煙室を優先されていましたが、禁煙室になってしまったのですが…」「いえいえ、十分です」。もとより、禁煙室が希望なのです。
ゲットできたカシオペアの寝台券。11敗の末の勝利でした |
しばらくして、妻に「市ヶ谷から『取れた』と電話あり。夕方取りに行く。現物を見ないうちは信じられない」とメールする。これ、本心です。市ヶ谷へ行ったら、「何ですか、それ?」と言われるような不安に襲われていたのです。これ、ホントですよ!
仕事が終わったあと、とりあえず大塚駅へ確認に向かう。ここは、取れても取れなくても、電話はありません。結果は取れなかったです。すぐに市ヶ谷へ向かい、カシオペアのキップをゲット。間違いなく12月4日の上野発でした。
結局、この日までに12駅に申し込み、市ヶ谷のみで乗れたのでした。朝3時半前に起きて向かった大塚は、2度とも駄目でした。逆に、7時45分に行っても1番乗りだった市ヶ谷で、キップが取れたのです。正直なところ、市ヶ谷は前日まで眼中になかった駅でした。前夜、8時受付の駅を見つけ、「ここにしよう」と思ったのです。
オークションで1000円で買った「都内JRチケット みどりの窓口情報(カシオペア等対策)」が役にたったのです。人生って、何がどうなるか分からないものですね。1000円を出し惜しんでいたら、市ヶ谷が8時に事前受付をしてくれることを知らなかったですし、問い合わせようとも思わない駅でした。
というわけで、12月4日に上野を出る「カシオペア」の寝台券をゲットしました。大手の旅行代理店がすべて買い占めているわけではありませんでした。何分の一の確率か分かりませんが、間違いなく一般売りもしています。これから3月にかけて、競争が激化するであろう「カシオペア」の寝台券、頑張って取ってください。
私は、もう乗らないでしょうけど、10時ジャスト打ちの闘いに挑戦したくなってきました。あのワクワクする気持ち、快感になってきましたから(笑)。
《完》
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