2015年11月12日木曜日

“プラチナ・チケット”寝台特急「カシオペア」指定券ゲットへの道(2)

※最初にこのサイトへ来た人は、(1)からアクセスください

 10月19日(月)、仕事を終えて午後9時すぎ、大塚のカプセルホテルへ。「サウナ&カプセル」ということで、新宿の「グリーンプラザ」みたいに、レストランやマッサージがあって、といったものを予想していたけど、単に休憩室があり、飲料の自動販売機があるだけ。近くのコンビニから買ってきたと思える弁当を食べている人もいる。


午前3時半の大塚駅
ま、ビール飲んで寝るだけだから、どうでもいいよ。せっかくだからサウナで汗を流し、ビールを飲んで11時に就寝。目覚ましは、枕元の時計を午前3時10分に、自分の携帯電話を3時15分にセット(スヌーズ付き)。

 きちんと起き、午前3時半に改札口のあるシャッターへ。徹夜の人がいればアウトだったけど、無事に一番乗りゲット。まだ「寒い」というほどではない。仕事仲間が貸してくれた長州力の本を読みながら(ちなみに、私はキラー・カーン派です ← 分かる人は、この意味、分かりますよね)、シャッターが開くのを待つ。

 近くには24時間営業の「富士そば」などが見える。人が来るから営業しているのでしょう。夜を徹して働いている人もいるんですね。4時すぎ、ぼちぼちと人が集まる。初電を待っているようで、キップ目当てらしき人はなし。4時15分、シャッターが開いて、係の人に申込書を渡すと、カウンターへ移動して対応してくれ、「1番」札をゲット。電話連絡はなく、自分で聞きに来てくれとのこと。

大塚駅からもらった「1番」の予約券
すぐにタクシー乗り場へ。大通りに面していないから、タクシーを拾えなかったらどうしようかと思ったが、1台が待機していて、池袋へ。値段は1000円。4時34分発に十分に間に合った。

 渋谷に4時50分頃に到着。ホームを急いでいる人がみんな場所取りのライバルに見えるが、みどりの窓口にたどりついたのは私一人。先着が一人いて、2番目だったけど、これでも10時ジャスト打ちはできる。渋谷駅は、「取れなかった時は電話します」とのこと。

午前4時50分の渋谷駅
その後、山手線で池袋方面へ引き返して巣鴨へ。ここも先着あり。窓口は2つあることを調べていたので、ここもOKと思った(後で考えたが、必ずしも2つの窓口で10時打ちをやっていなかったかもしれない)。大塚と同じく、確認に足を運ばないとならない。

 時間があくので、松屋で食事。すぐに山手線に乗り、席をゲットして山手線を1周半。睡眠不足を補ったのです。8時50に有楽町のみどりの窓口へ。一瞬、「まずい!」と思った。先着が2人いたのです。でも窓口は3つある。ひとつは休止していたけど、10時には開くと思い、3番目で待機。ここは先着2人にイスをサービスしているみたいだ。私は立ち続けました。時に、そんきょ(この言葉、分かるかな?)しましたが。

渋谷駅でもらった「2番」の予約券
9時50分すぎ、係員の誘導で窓口へ。閉まっていた窓口も開き、3番窓口の1番目で10時を待つ。

 時報と同時にボタンをプッシュ!!!! しかし、係員から出てきた言葉は「取れませんでした」。あのタイミングでやってもNGか! 厳しい。

 この段階で、あと3駅ある。どこかに引っかかっているだろうとの期待を持って、仕事開始までマックでコーヒー飲みながらパソコンたたく。10時40分、なじみのない着信。局番からして渋谷だろう。渋谷は「取れない時は電話」。がっくりして電話に出ると、その通り。「お手数かけました」と言って電話を切る。

 夕方、大塚と巣鴨へ出向いたが、ともに「満席でした」との答え。結局、4戦全敗でした。家には連絡しておいたけど、帰宅してあらためて作戦会議。キャンセル待ちを狙うとか(ただし、「キャンセル待ち」という制度はありません。何度も窓口に通い、ダメ元で探してもらうしかないのです)、オークションを頼るとかを考えました。

午前6時の巣鴨駅。そろそろ、人が多くなっていた
しかし、そんな不安定な要素では不安です。翌週は仕事の関係で旅行は不可能ですが、2週間後の日曜日、まだマイルで3席取れるフライトがあることが分かりました。ただし、夕方以降は1便だけ。マイルのフライトは、12月22日までなら変更できます。

 そこで、旅行日を12月4日(金)~6日(日)へ変更。連休ではないので、1日減りますが、それも仕方ないと思い、12月4日(金)上野発のカシオペアをあらためて狙うことにしました。ANAに電話してフライトを6日に変更。ホテルはまだキャンセル無料の時期なので、ネットで、キャンセルし、第2ラウンドへ挑むことにしました。

 11月20日の上野発に4戦全敗で、次の勝負は2週間後と決めましたが、カシオペアの予約状況を知るため、何度か試しトライしてみようと思いました。刑事ではないですが、現場百回です。まず、前回の予約は3連休の前日だから取れなかったのか、そうではなく、いつも取れないのかの確認。

 10月22日に、11月22日(日)の上野発を新橋駅(いつもの仕事場の近くですので交通費はかかりません)で10時打ちを申し込んでみる。9時半に行き、大勢並んでいたらやめようと思いましたが、2人いるだけ。窓口は4つあるので、そこに並び、ある窓口の一番の位置をゲット。

 必要事項を入力してくれたあと、時間があったので、「この駅は朝の事前受付をやっているのですか?」と聞いてみた。「7時からやっています。あそこがそうです」。確かに、来た時に開いていた窓口にカーテン(?)がかかっている。

 「そうですか。でも、一番じゃないと、10時打ちはやってもらえませんね」「そうですね。早い人は6時前から並んでいますよ」

 そうか、この駅も事前受付をやっているのか。でも、4つある窓口のうちの1つだけしか事前受付をしていないことを見て、2日前の巣鴨駅を思い出しました。窓口が2つあったので、両方とも事前受付の申し込みをたたいてくれるとばかり思ったけど、1つでしかやっていなかったかもしれない。そうなら、2番じゃダメだったわけだ。

 これも、現場を見たからこそ分かったこと。やはり現地に出向いて、状況を知ることが必要ですね。で、結果は10時ジャスト打ちにもかかわらず、「満席でした」-。

0 件のコメント:

コメントを投稿