出発前に気になったこと。北京発の時間です、以前は午前7時何分かの発車で、ネットに今でもその時刻の案内や旅行記が載っています。確かに朝早く北京駅に行った記憶があります。一方で、11時すぎとのブログなどもあり、心配でした。
出発時間は間違いなく11時22分でした |
当日、9時45分すぎにホテルのコンシェルジェでタクシーを頼みましたが、こちらは行き先を聞くんですね。それによってタクシーが名乗りを挙げるらしいのですが、北京駅は近すぎて、応じてくれるタクシーがないのだそうです。
10元(約180円)多めに払えば、とのアドバイスに応じましたが、それでも見つかりません。日本なら「タクシー1台」とリクエストすれば来てくれ、行き先で拒否したら乗車拒否となり、タクシー近代化センターに訴えることもできますが(確か3回の通報で営業停止)、国が違えば、やり方も違いますね。
最悪、地下鉄で行くしかないか、と思いましたが、屋根続きの超高級ホテルの横の口から入り、いかにもそのホテルの客を装って正面のタクシー受付に行き、そこでお願いしました。ホテルの力関係でしょうか、10元プラスで見つかりました。
まだ10時だったから焦りはしませんでした。異国では何があるか分からないので、早め、早めの行動ですね。
北京駅は目の前にタクシーが止まれない仕組み です(撮影を忘れたので、この写真はパクリ) |
「Entranceから入るんだから、向こうだよ。ここはキップを買う場所でしょ」と言って、Entranceへ。でも、そここそがキップ売り場の入口であり、子供の言っていることの方が正しかったのです。親のメンツ、丸つぶれでした^^;
入口ではパスポートとチケットを示し、荷物を空港にあるような金属探知機に通し、係員のボディチェックを受け(空港ほど厳しくなく、形式だけという感じ)、やっと中へ。
前日、北京~上海の新幹線を見ようと、子供とともに北京南駅へ行き、翻訳サイトで「私は新幹線を見たい。入場券は買えますか?」という日本語を中国語に訳して、紙に書いて案内で見せたところ、不可能とのゼスチャア。
こちらは、気楽な気持ちで電車を見にプラットホームに行くことができないのですね。そういえば、地下鉄に乗る時も荷物を金属探知機に通します。朝夕のラッシュ時にもやっているのでしょうか。
駅の掲示板。上から4番目に「乌兰巴托」の 文字が見えました |
ホテルを出ようとしてから約1時間かかりました。サイトで「日本のように、出発直前に駅に到着しては駄目」というアドバイスを読んでいて正解でした。乗り遅れずにすみました。あまった時間でビールなどの買い出しをし、15分くらい前に改札口がオープン。
あとで聞いて分かったのですが、オーストラリアのボーイ&ガール・スカウトの団体が40人くらいいました。高校生だそうです。
列車は1番線から出発するので、階段を使うことなく、改札口のすぐ前がホーム(といっても、線路まで30メートルくらいある)。緑色の列車が待機しています。16年ぶりの大陸鉄道の始まりまで、あと10数分です。
ウランバートル行きの待合室。スタッフがバリケードになっていた |
オーストラリアの高校生が大勢いた待合室 |
いよいよ改札口がオープン |
日本の「トワイライト」を思い出させる車両の色 |
先頭でけん引する電気機関車 |
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